クレーンゲーム事情:オンナがいるクレーン屋は取れないのはマジなのか?
どうも、初めまして。ジュースと申します。
日本橋といえば大阪で一番の電気街ですが、今ではオタロードを中心に「西の秋葉原」的存在として知られていますね。
アニメイトやメイドカフェ、メロンブックスなどなど…しがないオタクの一日の用事はここで全部済んでしまいます。それほど色々揃っています。
アニメイトでグッズや漫画を購入し、とらのあなやメロンブックスで同人誌を物色。そして疲れた体をメイドカフェで癒す…。素晴らしい地獄ですね。ありがたい。
余談ですが、アニメイトで購入したトレーディング出た推し以外のグッズを即1フロア上のらしんばんで売ることを「地獄回廊」と呼んでいます。
そして僕はオタクの中でも「グッズ厨」と呼ばれる種族でして、普段からトレーディング系のグッズやプライズ商品(クレーンゲームの景品)などの獲得に日々励んでおります。何も胸を張って言うことではありません。
今回は後者、「プライズ商品」を得るためにクレーンゲームと奮闘してきた中でたどり着いた結論、そこに至った経緯を記したいと思います。
結論:オンナがいるクレーン屋は落ちない
はい。
そうです。日本橋には、タイトーやナムコなどの大手のゲーセンもたくさんありますが、
それ以上に、クレーンを専門とする小規模な店舗が山のようにあります。
1ブロック進んでみればクレーン、角を曲がればクレーン…行ったことのある人ならわかると思いますが、決して誇張表現ではありません。
それほど多くのクレーン屋がひしめき合っているのです。大手チェーンではない分、それぞれに個性が溢れています。店の方針もバラバラで、その分「取れる店」、「取れない店」がハッキリと分かれています。
どういうことかというと、
いわゆる「取れる店」だとワンコイン程度で済むプライズが、「取れない店」だと2000円以上もかかってしまったりします。
それには店員さんの優しさ、クレーンの機械の設定などなど様々な要因があるのですがどれも初見ではわかりにくい。しかも、ならばためしにと思って1クレすれば、店員さんに話しかけられてあれよあれよという間に紙のお金を粉々の金属に変換してしまっていたりするのでとってもホラー。
ハッキリ言って、「本当に取れる店」は自分の足でひたすら探すしかないんです。
取れる店ほど、自分だけの穴場なので誰もおおっぴらにオススメしませんし、取れるからと言って自分の目当てのプライズを取り扱っているとも限らないからです。
ならどうやって見極めればいいの?
と思いますよね。
実は、「本当に取れる店」は自分で探すしかないんですが、「マジで取れない店」っていうのは一発でわかるんです。
それは、「オンナが常駐しているクレーン屋」です。
こんなこと書いたら誰かからめちゃくちゃに怒られると思うので断っておきますと、あくまで僕自身の経験と見解です。
日本橋に多くある小さなクレーン屋の中には、「スタッフが全て女性」の店がわりとあります。
入店するとコインを入れずともすぐ話しかけられます。
「何のアニメが好きなんですか〜?」「どのキャラお目当てですか?」etc...l
大抵のまともな人間はそこで好きなアニメなりキャラを言いますよね。するとそのプライズの台まで連れて行ってくれて、わざわざ在庫とかも出してきてくれて、台に入れるグッズとかもすごい選ばせてくれるんですよね。かわいい子が。
そんな感じでとりあえず1クレ…と思って始めると、すっごいいろいろコツとか教えてくれるし、つきっきりでめちゃくちゃ応援してくれるんです。かわいい子が。
いやいやここで揺らぐまい。と僕はなんとか持ち直し、小銭が尽きたタイミングでそれを理由に他のクレーン屋も見に行こう…とその場を去ろうとしたのですが、
「あとちょっとなのに〜!」と引き留められ、なぜか他の女性スタッフまで寄ってきて、「ほんとだ、あとちょっとですよ〜!両替はそちらです!」となぜか両替機に案内…
退店の経路を女性スタッフにふさがれ、気の弱いオタク(僕)は思わず硬直。気づけば今では軽くかわせますし、そもそもそんな店には行かないようにはしてますが、当時はなぜか本当にスタッフが応援してくれていると思うとなかなか振り切れず、無駄に小銭を溶かす羽目に…悲しいオタクすぎる。
後日冷静になってからいろいろ観察してみると、女性のスタッフばかりのクレーン屋には一年前に出払ったはずの超人気プライズなど様々なレアアイテムが高確率で投入されているということに気づきました。
プライズの入れ替えスピードですが、人気作品のプライズだと初日から取りに行く人が多くひと月や一週間で全て出払ってしまうほど早いのです。
また、プライズ専用グッズは当然非売品なので、時間が経ってから入手するのは至難の技。モノによってはプレミアもついてしまいます。
そんな人気プライズ、ましてや発売から一年も経っているようなグッズがまだ店頭に残っている…ということはどういうことなのか。みなさんすぐにわかると思うのですが、これこそが「取らせていない」という証拠なのです。
他のどこにいっても無くなっているグッズがある!!と僕のように感動して飛びついてしまう人も少なくないと思うのですが、一度冷静になりましょう…なんであるんだ??????と……
なんか怖い話みたいになっちゃった。いや、怖い話なんですけど。
何はともあれ、みなさんも推しキャラのプライズ商品を手に入れたいときは
1、発売初日の朝からスタンバイ
2、オンナの応援にはなびかない
3、過去のグッズに飛びつかない
の3点を心に深く刻み込んでから出陣しましょう!!!
でも、クレーン屋のオンナはアニメの話をめっちゃしてくれるので僕は好きです。可愛いし。
おやすみなさい!